忙しい人のために3行で説明
- ゲームキー販売サイトFanaticalで、Steam版『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』のゲームキーが73%オフ(2052円)で販売されている(11月17日午前9時まで)
- 日本国内アカウントにも対応していることが明記されており、確かに国内アカウントでアクティベーションに成功して、オンライン対戦もできることを確認できた
- しかし、課金アイテムページを表示しようとすると「おま国」状態になり購入できないので、ワーナー・ブラザースが日本市場を意識しだしたのではなく、単にイレギュラーな状態なのではないかと推測
発端
スマホの通知で、Game*Sparkの記事がピックアップされたので読んでみた。
www.gamespark.jp
Steam版だと国内アカウントでは購入できないと聞いていたので、私はよりによってニンテンドースイッチ版の『Mortal Kombat 1』を購入していた。Unreal Engine 5を無理やりスイッチで動かしているため、画質も悪いしロードも遅い(ニンテンドースイッチ2の外国語版ならロードは劇的に早くなった)。しかし、今回Steamの国内アカウントでも購入できるようになったと聞いて「ついにモータルコンバットの新作が日本市場でも展開されるようになった! 地獄の門が閉ざされて久しかったEarthrealmに、ついに光が差し込んだ!」と勝手に思い込んで、勢い勇んでFanaticalで『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』を購入してみた。その結果をここに記す。
Fanaticalでゲームキーを購入

ゲームキー販売サイトFanaticalで、Steam版『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』のゲームキーが73%オフ(2052円)で販売されている(11月17日午前9時まで)。
This product activates in Japan との記載があるため、国内Steamアカウントでも有効であることが読み取れる。ゲームキーの外販サイトというと怪しいものを感じるが、Fanatical自体は怪しいサイトではない。そもそもモータルコンバットの販売元のワーナー・ブラザースがパートナー企業として名前を連ねているので、問題はないだろうと考えた。とは言いながら、安全策としてRevolutを使用して使い捨てのクレジットカード番号を発行する形で決済を行った。
ゲームキーが表示されるので、それをSteamに入力すると購入することができた。
インストールと動作確認
Steamアプリののライブラリからダウンロードとインストールを実施する。

インストールは問題なくできた。ただし100GB以上あるので時間がかかる。
インストール後、ゲームを起動してみたが問題なく動作している(リーガル表示は日本語だった)。


DLCキャラクターは全員いる。KHAOS REIGNSも選択可能。


本作は1人用プレイであってもゲーム状態は常にオンラインで同期しているが、国内アカウントでもオンライン対戦は問題なく動作している。ただ、オン対戦にもリージョン区分があるのかはよく分かっていない。ping160msぐらいだったので海外とマッチしているのは確実だと思う。

しかし、課金アイテムを購入しようとしたところ、Steamの商品ページに飛ばされた瞬間に「おま国」表示が出て、購入ができなかった。


本当に日本市場向けに販売開始したの?
ゲームを起動して確認した限りでは、一応問題なく遊べるが日本市場に完全対応しているとは言えない、という状況ではあった。もう少し詳しく調べてみる。
まず、国内アカウントでログインしているか、国内プロバイダから通信している状態では、Steam版『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』の商品ページにアクセスすらできない。「Mortal Kombat」で検索してもヒットしないし、URL直打ちでもダメ。

Steam未ログインかつVPNで接続元をアメリカにしてみたところ、商品ページを表示させることはできた。

この時点で、今回Fanatical経由で国内アカウントからでもアクティベーションできたことが、偶然の産物でしかないことを悟った。
Steam DBから『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』を探してみる。

日本市場では値段がついていないので、未販売であることは確認できる。

アップデート履歴を確認したが、日本市場で発売されていた時期があったことは確認できなかった。
まとめ
- ゲームキー販売サイトFanaticalで販売されているゲームキーは有効なものだった
- 日本国内アカウントでもアクティベーションに成功して、オンライン対戦もできることを確認できた
- しかし、課金アイテムページを表示しようとすると「おま国」状態になり購入できない
- 海外用のSteamアカウントを作成してVPNを使えばいけそうだが、課金時にVPNを使って国籍を詐称するのはSteam的にはダメだったはず(同じゲームでも国によって値段や割引率が違うから)。ペナルティのリスクがあるためVPNを使った国籍詐称による課金は行っていない。
- 課金アイテム(Dragon Krystalsでしか交換できないアイテム類)でしか手に入らない要素は概ね以下の通り
課金専用スキンの入手、特定キャラクターのナレーションボイス入手、各キャラクターマスタリー解放(時短要素)
- ワーナー・ブラザースが日本市場を本格的に意識し始めた、という話ではなさそう
どうやら、過去にもモータルコンバットシリーズが日本市場でも予約できたり購入できたりしたケースがあったようだ。
bcc.hatenablog.com
bcc.hatenablog.com
それを踏まえて以下推測
- Fanaticalは、本来日本市場を除外するべきゲーム(Region Restricted Package)を、全地域共通キー(Rest of World)として誤って販売してしまった可能性がある
- Steamは、日本市場を配信対象から除外しているが、アクティベーションは国内からでも許可する設定になってしまっていた可能性がある
- 今回、双方の条件を偶然満たしたせいで、日本市場でも一時的に『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』を買えてしまったのではないか
そう思うんですけど、どうなんでしょうか。いずれにせよ、買うなら今のうちだと思います。
今後、購入したはずの本作にアクセスできなくなったり、購買記録が消えたり、ゲームプレイに何らかの制限がかかった場合は追記します。